フィン・ユール チーフティンチェア
チーフティンチェアは、数多くの名作椅子を持つフィン・ユール作品の中でも、No.45と並び、代表作と称されるチェア。フィン・ユール自身が自宅の暖炉の前でくつろぐ為にデザインされたと言われています。1949年のギルド展でフレデリック国王が自ら腰掛けた椅子としても有名ですが、発表当時はこの椅子の強烈な印象から賛否両論を引き起こしました。
男性的で力強く、異国情緒あふれる風格は、No.45とは印象が異なります。フィン・ユールのデザインの幅広さを感じるものとなっています。世界中のデンマーク大使館やミュージアムに所蔵されるなど、高い評価を受ける、チーフティンチェア。